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2011.11.25 UDCK5周年記念シンポジウム「アーバンデザインセンターの課題と将来展望」

2011年11月25日(金)

111125_UDCsympo.jpg15時00分~18時20分 @UDCK
主催: 柏の葉アーバンデザインセンター[UDCK]
協力: 田村地域デザインセンター[UDCT]
    横浜アーバンデザイン研究機構[UDCY]
    郡山アーバンデザインセンター[UDCKo]

UDCKは、2006年11月の設立から5年間、他に類を見ない「開かれたセンター」として、様々な人々や活動をつなぎ、柏の葉の新たなまちづくりをけん引してきました。横浜・田村・郡山と各地に設立されたUDCシリーズも、それぞれ設立からおよそ3年が経過し、「センター」方式のまちづくりの方法論は昨今、各地から多くの関心が寄せられています。
本シンポジウムは、「アーバンデザインセンターの課題と将来展望」と題し、各地のセンターのネットワークを強化し、広げていく継続的な活動として「アーバンデザインセンター会議」の第2回目と位置づけ、UDCK設立5周年の節目に開催いたしました。
UDCシリーズや各地のまちづくりセンター等の関係者、実務者や学識経験者など70名を超える来場者とともに、3時間超にわたって「アーバンデザインセンターによるまちづくりとは?」、「今後どのような方針に基づいて実践的活動を展開していくべきか?」など、熱のこもった議論を行いました。
会場席数の制約により一般参加は募れませんでしたが、下記に当日議事要旨やUstream中継アーカイブも掲載いたしました。ご参照いただければ幸いです。

第Ⅰ部 UDCシリーズの成果と課題・展望

出口敦UDCKセンター長(東京大学教授)からシンポジウムの趣旨説明の後、基調講演、各センターからの報告、パネルディスカッションが行われました。

■基調講演 アーバンデザインセンター:開かれたまちづくりの場
前田英寿氏(芝浦工業大学教授・前UDCK副センター長)より、まちづくりに係る地域の各主体が連携し、専門家が携わる新しい形のまちづくり組織や拠点=『アーバンデザインセンター』について、国内外の事例に関する研究成果の報告がなされました。

■報告 各センターの成果と課題
UDCシリーズに関わる実務担当者等より、各センターの設立から今日までの活動の到達点および課題について報告いただきました。
 ・UDCK: 三牧浩也UDCK副センター長
 ・UDCTUDCKo: 田中大朗氏(UDCT副センター長・UDCKo副センター長)
 ・UDCY: 鈴木伸治氏(横浜国立大学准教授)、信時正人氏(横浜市温暖化対策統括本部長)

■ディスカッション① UDCシリーズの成果と課題・展望
UDCシリーズの各センターからの報告を踏まえながら、今後のアーバンデザインセンター(UDC)のあり方について、公・民・学の連携、地域密着型のまちづくり専門機関の役割、持続に向けた課題などの観点から、会場参加者も交えながらパネルディスカッション形式で議論がなされました。

第Ⅱ部 UDCKの今後5年~UDC AGENDA 2011

UDCK関係者からコメントをいただきながら、UDCKの今後5年間の活動方針について議論を行い、最後に本シンポジウムのまとめとして、「UDC」の活動方針となる「UDC AGENDA 2011」をとりまとめました。

■ディスカッション② UDCKの今後5年
UDCKの構成団体・協力団体の関係者に、これまでのUDCKとこれからへの期待についてコメントいただきました。
次いで、各関係者のコメントも踏まえながら、出口敦UDCKセンター長の提案に基づいてUDCKの今後5年の活動方針について議論がなされ、『これからのUDCK2011~今後5年間の活動方針』が採択されました。

■まとめ 「UDC AGENDA 2011」
出口敦UDCKセンター長より、今後各地のセンターとのネットワークを強化し、UDCシリーズの輪をさらに広げていくためのUDC共通の活動方針として『UDC AGENDA 2011』について提案がなされ、全会一致で採択されました。

シンポジウム全体を通して、UDCK・UDCシリーズのこれまでの歩みを振り返りながら、将来に向けた有意義な議論を行うことができました。
UDCKをはじめとしたUDCシリーズも、その取り組み自体が<実証実験>であり、まだまだ試行錯誤しながら取り組みを進めている部分も数多くあります。引き続き関係各機関や市民の皆さまの協力を得ながら、『今後5年間の活動方針』・『UDC AGENDA 2011』に沿って、より一層活動を推進していきたいと思います。変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

参考資料

・当日配布プログラム⇒[PDF
・当日の議事要旨⇒[PDF※近日公開予定
・シンポジウム成果1『これからのUDCK2011~今後5年間の活動方針』⇒[PDF※簡易速報版
・シンポジウム成果2『UDC AGENDA 2011』⇒[PDF※簡易速報版

2011.9.3 シンポジウム「柏の葉の都市防災とこれからのまちづくりを考える」

2011年09月03日(土)

110903_sympo.png14時00分~16時30分 @UDCK
主催:柏の葉アーバンデザインセンター[UDCK]
共催:柏の葉キャンパス駅前まちづくり協議会

都市開発が日々進行し、街の姿が変わり続ける柏の葉では、それに応じた防災・減災の取り組みが求められます。
3月11日の東日本大震災後、都市・生活の安全が改めて問われている状況もありますが、柏の葉エリアのまちづくりの理念として掲げられている「国際学術研究都市」・「次世代環境都市」を実現していくためにも、それを支えていく基礎的な取り組みとして、安全・安心なまちづくりが重要なテーマとなることは言うまでもありません。
3.11後の地域での取り組みや、先進事例の報告等を踏まえながら、「柏の葉」における防災まちづくりの方向性について、学識経験者、行政や民間、そして市民が一緒になって、検討・議論を深める場としてシンポジウムを開催いたしました。
地域住民の方や行政職員など60名を超える来場者があり、災害時の緊急対応や防災まちづくりに対する関心の高さが窺え、有意義なシンポジウムとなりました。今後もこうした機会を設けながら、安心して暮らせるまちづくりが進めていければと思います。

第Ⅰ部 報告・講演

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三牧浩也氏(UDCK副センター長)からシンポジウムの趣旨説明の後、各担当からの報告、専門家からの基調講演が行われました。

報告① 3.11直後の柏の葉キャンパス駅周辺
三牧浩也氏より、3月11日の震災直後の柏の葉キャンパス駅周辺の状況報告を交えながら、「柏の葉」で想定すべき災害、緊急対応は何で、安心して暮らすために何が必要か、問題提起がなされました。

報告② UDCKまちづくりスクール「3.11後の地域防災力」
6月に開催されたまちづくりスクールにおける、専門家・研究者による都市防災に関わるテーマ別の基礎講義について、岡本祐輝氏(UDCKディレクター)より報告されました。各講義のキーワードを引用しながら、柏の葉における検討課題の抽出がなされました。 ⇒参考資料:まちづくりスクール講義録(PDF

報告③ 千葉大学柏の葉カレッジリンク・プログラム「災害時における市民の知」
5~7月に開催されたカレッジリンク・プログラムにおいて、東日本大震災を踏まえて市民や地元企業等がディスカッションしながら整理した知見や提案について、同プログラムに参加した校條邦夫氏・綱野敬司氏より報告されました。講義を通じて学んだことを踏まえ、地域の防災資源をつなぐことの必要性などが提案されました。

基調講演 災害後も住み続けるために必要なこと~『生活継続計画』の必要性と課題
吉川忠寛氏(防災都市計画研究所・所長)より、東日本大震災の津波被災地における応急対応の現状、首都圏で再確認された防災課題について説明いただきました。そして、東日本大震災の教訓と柏の葉の地域特性を踏まえながら、柏の葉における防災まちづくりの方向性として「生活継続」の視点・考え方についてご提案いただきました。

第Ⅱ部 パネルディスカッション「柏の葉における防災まちづくりのあり方」

まず話題提供として、住民組織と立地企業の連携組織「柏の葉キャンパス駅前まちづくり協議会」が7月9日に設立され、地域防災を含め各種活動を開始した旨が中田聖志氏(同協議会・副会長)より紹介されました。
その後、吉川忠寛氏・綱野敬司氏・中田聖志氏(進行役:三牧浩也氏)により、柏の葉における今後の防災まちづくりの方向性について、パネルディスカッション形式で意見交換がなされました。

パネルディスカッションで議論された主な項目は以下のとおりです。
◎地域住民と地元企業等との連携方法
・環境保全関連の取り組みで広まってきている「アダプトプログラム」の防災まちづくりへの応用
・「組織」対「組織」での協定締結(例:福祉施設と町会との協定など)
 ※企業と言えども先ずは「自助」優先。無理なく地域貢献、が重要。
◎地域連携のための組織基盤
・連携目的が何であろうと連携のための基盤がしっかりしていれば、いざという時にも機能できる。(例:神戸市真野地区の初動対応)
◎目的に応じた連携の範囲
・被災直後の救助救出/避難所の運営/帰宅困難者対策...
◎地域での防災活動の継続性
・楽しみながら防災を考える工夫(例:江戸川区なぎさ防災会)

議論全体を通して、今後の取り組みのヒントにつながる話題が多く出ました。時間の制約で会場質問を受け付けることはできませんでしたが、柏市防災安全課や、UDCK副センター長の上野武教授(千葉大学)・清家剛准教授(東京大学)からも今後に向けたコメントをいただきました。
最後に近藤文雄氏(柏の葉キャンパス駅前まちづくり協議会・会長)から閉会の挨拶をいただきましたが、その中でも触れられたように、柏の葉において住民組織と企業の連携による取り組みもまだまだ始まったばかりです。まちづくり協議会を中心としながらも、地域防災も含めて様々な側面で柏の葉の地域連携を促進させていければと思います。

2011.2.27 未来の住まいフォーラムⅡ 「安心を分かち合える住まいとは?」

2011年02月27日(日)

13時30分~16時30分 @UDCK
主催:東京大学公共政策大学院I2TAグループ、UDCK

●目的
 東京大学公共政策大学院I2TAグループとUDCKの共同プロジェクト第2弾。「住まい」と「技術」をテーマに、未来の住まいのあり方と最新技術へのニーズについて、技術開発関係者、住宅設計・共有関係者、市民が議論・検討を行いました。また、2010後期まちづくりスクール「住宅の未来を考える」の応用・実践編として、スクール受講者が学んだことを活かしながらワークショップに参加する機会としました。

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●概要
 一般参加者は9名。関係者を入れて約20名が参加しました。
 前半では、「あなたにとって安心とは?」を掘り下げることをテーマに、柏まちなかカレッジの山下洋輔氏、東京大学の鈴木達治郎客員教授より、それぞれ講演いただいたのちに、自由な意見交換を行いました。
 安定した生活保障、身近なコミュニティ、まちの活気や人通り、まちの明るさやきれいさ、安定したインフラ、相談できる専門家、まち共通のルール、といった点から様々な意見が出された一方、防災や防犯、事故を防ぐといった点についての意見が意外に少ない、という面白い結果となりました。

 後半は、「技術」に着目し、研究開発中の技術が私たちのもとめる「安心な住まい」にどのように寄与しうるかという点をテーマとしました。まず、NHKエンタープライズの浜野高宏氏より、ナノテクが変える未来社会の可能性について発表いただいたのち、グループワークショップを行いました。
 家を強化する技術など、最悪の事態を防ぐための技術については肯定的な意見が多い一方で、人間本来の危険に対する感覚を低下させるような技術導入については慎重になるべきといった意見、また、「安心」についてもっとも大きなニーズがあったコミュニティ形成については、対応する技術があまり見当たらず、技術サイドにおいて今まで視点が抜け落ちていたのではないか、といった意見などもでました。

●まとめと今後
 少数ながら主張のある方々が集まった結果、密度の濃いワークショップとなりました。「安心」を切り口に技術へのニーズを掘り下げるという目的はある程度達成できたと考えています。今回は住宅設計・供給側からの参加者がいませんでしたが、次回を行うのであれば、実際のプロジェクトをベースにしながら、技術サイド、設計サイド、市民の三者が協議し着地点を模索するような、より実践的な企画としたいと考えています。
 予想以上にしっかりとした市民ニーズが示され、企業側・専門家にとっても新たな発見がありました。今後、まちがイノベーションフィールドとなり、市民がモニターとなった研究技術開発や実装における市民協議型プログラムとしての展開を模索したいと思います。

募集チラシ等はコチラ

2010.11.20 柏の葉の自然環境とこれからのまちづくりを考える

2010年11月20日(土)

日時:2010年11月20日(土)10:00~11:30視察 13:00~15:00フォーラム
主催:UDCK

 大規模な都市開発が進む柏の葉では、緑地環境の保全・創出等により、良質な環境空間形成を図りながら「次世代環境都市」の実現を目指しています。その中でも特に、公園や道路、調整池の整備等に際して、いかに既存の自然環境の保全・再生や新たな緑の創出を図るかが、重要なテーマとなっています。
 そこで、柏の葉における自然環境の現状報告をもとに、本地域における緑地環境形成の方向性や、その整備・管理のあり方等について、学識経験者、開発に関わる行政や民間、そして市民が一緒になって、検討・議論を深める場として、UDCK環境フォーラム2010を開催しました。テーマは、「柏の葉の自然環境とこれからのまちづくりを考える」です。

 午前中は、こんぶくろ池からの細流が流れるキャンパス地区北部エリアの現地視察を行い、午後はUDCKにて、フォーラムを行いました。

1.現地視察(10時~11時半)

 午前10時に田中中学裏門に集合、雨予想もありましたが晴天(時々曇り)に恵まれ、柏自然ウォッチャーズのメンバー及び開発整備に関わる空間部会メンバー、一般市民参加者など15名が集まりました。
 最初に、かしはなでも協力いただいている花工房カモミールを視察し、代表の笠井さんより活動の概要のほか、付近における水路の埋め立て等の状況などについて、お話いただきました。
 その後、香取神社裏に残された自然林を見たのち、こんぶくろ池からの水流に沿って視察。既に水路付近の伐採や湿地の盛土が進む現場では、失われつつある自然を惜しむ声も聞かれました。さらに北側に残る湿地(ヨシ原)を視察したのち、田中中学まで戻り解散しました。
 もともとあった広大な湿地環境を垣間見ると同時に、着々と事業が進むなかで、その代償として失われていく自然環境を、参加者一同実感する現地視察となりました。
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2.フォーラム(13時~15時15分)

 地域住民の方、学生なども含め、午後のフォーラムには60名程度の来場者があり、このエリアの自然環境や事業計画に対する興味の高さがうかがえました。
 フォーラムのプログラムは以下のとおりです。

1 開会のあいさつ UDCK副センター長 三牧浩也氏

2 報告・講演
1)基調報告① 柏市自然環境調査及び補足調査にみる、北部地域の自然環境の現状
      柏自然ウォッチャーズ 青木保雄氏
2)基調報告② 柏の葉キャンパスタウン構想 空間デザイン部会における検討状況
      株式会社都市環境研究所 作山康氏
3)基調講演  自然環境とまちの「共生」とは
      東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 横張真氏

3 パネルディスカッション
1)パネルディスカッション
    パネラー :横張真氏、青木保雄氏、作山康氏、三牧浩也氏
    進  行 :松清智洋氏(柏市民活動センター)
2)会場との意見交換

 各パネラーからの報告やパネルディスカッションでの発言概要は以下のとおりです。

①青木氏
・自然環境調査の結果、正連寺エリアには貴重な湿地性の自然環境が残っていることがわかったが、開発の中でほとんどが失われる。せめて公園として整備される部分について、自然環境を残したい。
・田中の子供たちは何時間もゴミ拾いに付き合ってくれた。自然に対する子供たちの感覚が育まれるような環境を大事にしたい。
・人を巻き込むキーワードは「水」。水が見える街か、見えない街かで全然違う。
②作山氏
・古い時代に決められた区画整理の計画の上に、どこまで魅力的な環境を実現できるか、関係者で検討している。行政だけではできることは限られるが、「公民学」の連携で、できることを少しでも実現したい。
・祭からでも、地域のコミュニティや街への関わりが生まれてくる。そういうところから、地域の環境管理活動につなげていくことも考えられる。
③横張氏
・かつて人の手で自然破壊を行い、手本を過去に求めることができない場所で、あえて何もせずに自然を再生させ公園化している例が欧米にある。日本の里山も、人の営みにあわせてその姿を大きく変化させてきたものであり、固定的なものではない。ランドスケープが人の営みに合わせて変化するものであるならば、「今」手にしている自然をベースに、未来につなぐ新たな自然の作り方を考えるべきではないか。
・住民といっても、自然保全活動等を行う住民グループと一般住民は違う。特段自然に興味のない一般の方をどう巻き込むことができるのかがポイント。
・ランドスケープは感じるもの。暗渠にしてせせらぎを作るよりは、暗渠の一部が外から見えていて、「なんか変だぞ」と思わせる方が、意味がある。
・これからこの場でどのような開発をするのか。「おじいちゃん」に見識があったのかどうかを子孫から問われている。
④三牧氏
・どのような構想や開発計画が描かれているのか、市民の方に一層開示していく必要がある。特に、公園や緑地では管理の話が重要であり、市民グループや実際に住んでいる方々と共に議論をしながら、柏の葉における自然への価値観を共に創り育てていくことが大事だと考えている。今後ともこのような場を設けながら、検討を進めたい。
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 全体を通して、見せかけではなく「感じる」ランドスケープを「今」に立脚した形で創り出す必要性、新たなまちにおいて一般市民にも「価値観」が共有される「自然」環境をどこに設定するか、一般住民をいかに巻き込むか、子供の視点を意識することや「水」を見せることの意味などについて、今後につながる議論がなされました。

 特に、柏の葉エリアの空間整備について、市民の方々に情報提供し、開かれた形で検討するフォーラムとしては今回が初めての試みでしたが、市民の方々の関心の高さが感じられ、有意義なフォーラムとなりました。今後もこうした機会を設けながら、市民に愛される魅力的な空間づくりを実現していきたいと思います。

2010.10.02 かしわフードショー2010

2010年10月02日(土)


foodshow101002_0.jpg「かしわフードショー2010」は、柏市の「食」と「農」をつなぐまちづくりイベントとして市民向けのプラグラム1「かしわフードショー」と、「農」「食」の関係者向けのプログラム2「かしわの農・食を考えるパネルディスカッション」の2本立てで実施されました。

開催の背景としては、次のような経緯があります。
●柏市では国内有数の生産量の誇る「かぶ」「ねぎ」「ほうれん草」をはじめ、様々な農作物が栽培されている。
●また、生産者をはじめ、さまざまな組織や団体が「農」や「食」に関わる活動を展開している。
●地産地消やまちづくりの観点からも、広く市民に地元の食材や地域の「農」「食」への取り組みに興味・理解をもってもらう機会作りが必要と思われる。
●そうした中、2010年7月3日、山形県庄内地方で食を通したまちづくりに取り組むアル・ケッチァーノの奥田シェフを招いての「食の勉強会」を開催した。
●秋山市長をはじめ、主だった生産者の方々、「農」「食」を通じてまちづくり取り組む方々らと、今後に向けての意識の共有化が図られた。
●今回、そのきっかけを提供していただいた奥田シェフの協力を再び得ることができ、次なるステップとして市民を巻き込んだ「食のイベント」を実施する。

また目的としては、次の2つを掲げました。
①地域の市民に対して、柏市で生産される食材や「農」「食」への取り組みを広く知らしめ、興味・理解を高めていく。
②「食の勉強会(7/3)」に参加できなかった地元の「農」や「食」に関わる人たちの交流・活性の場を通して、更なる啓発を促していく。

プログラム1「かしわフードショー」は、「かしわフードギャラリー」と「クッキングライブ」の2本立てで実施しました。

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「かしわフードギャラリー」では、柏市内の生産者や活動団体がブース形式で出展。
野菜をはじめとする生産物の試食・販売や、各団体の活動紹介を行いました。

「クッキングライブ」は、
①奥田シェフの野菜選びのツボ
②かしわサラダの試食会
③柏の未来のシェフ×奥田シェフの公開
調理実習の3つのプログラムを実施しました。各プログラムでは、熱心に話を聞くお客様で大変賑わいました。

プログラム2「かしわの農・食を考えるパネルディスカッション」は、第1部と第2部の二部構成で行われました。

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料理人/奥田シェフを始め、柏市内で活躍するゲストを招き、農家・料理人・地域コーディネーター(生活者)それぞれの視点から、柏市の農と食の現状とこれからについて発言していただきました。

第2部懇親会では、会場の中心に大テーブルを置いて、柏の野菜をテーマにした軽食(協力:ボンジョールノ柏の葉)と、生産者が持ち寄った野菜や豚肉などを味わいながら、和やかに行われました。

最後に上野先生(千葉大学)から「柏の食と農を考えるネットワーク協議会」の提案がなされ、会場からの賛同と応援の拍手の中で閉会となりました。

今回のイベントを1度限りのお祭りで終わらせるのではなく、食と農を切り口とした「まちづくり」へと継続・発展させていくことが重要です。
既に、第2回「かしわサラダ」レシピコンテストや「柏の農と食を考えるネットワーク協議会」が、次なる具体的なステップとして用意されています。