エリアの概要

柏の葉エリアは、秋葉原と筑波研究学園都市間に2005年に開通したつくばエクスプレス(以下TX)柏の葉キャンパス駅から柏たなか駅一帯にかけての開発地区とその周辺エリア(約13平方キロ)です。千葉県柏市の北西部にあたり、都心30キロ圏に位置する首都圏の郊外地域です。TXの開通により秋葉原と約30分で結ばれ、沿線では、鉄道整備と一体となった土地区画整理事業を軸に、大規模なまちづくりが進められています。
エリア内には、県立柏の葉公園、東京大学、千葉大学、国の研究所など、様々な施設が立地しており、柏の葉を特徴づける大きな要素となっています。

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歴史

柏の葉エリアは、利根川南側の下総台地上に位置し、江戸時代には、徳川幕府の馬を飼育する広大な牧場の一部として、「小金牧」と呼ばれていました。馬が逃げ出さないように牧場の周囲に築かれた「野馬土手」は、現在の街角にもその一部が残されています。また、台地の際の湧水地は現在、「こんぶくろ池自然博物公園」として、豊かな自然環境に触れ合える場としての整備が進んでいます。
明治時代に入ると、閉鎖された牧場は開墾地となり、多くの入植者により農地が切り開かれました。開墾地にはその順番に新たな地名がつけられ、12番目にあたる柏の葉エリアの開墾地は、「十余二(とよふた)」と名付けられました。
昭和初期には、現在県立柏の葉公園がある一帯に陸軍の飛行場が建設され、戦後はアメリカ空軍の通信基地となります。一方、現在の柏の葉キャンパス駅付近には、通信基地に隣接した形で、昭和36年、広大なゴルフ場(三井柏ゴルフ場)がオープンしました。
米軍基地は昭和54年に全面返還され、跡地では土地区画整理事業が行われ、平成初頭から平成10年頃までの間に、県立柏の葉公園、東京大学、千葉大学、国の研究所などの立地が進みました。

一方で、これらと期を同じくして、昭和60年に「常磐新線」(現TX)の整備が国において答申され、平成3年には首都圏新都市鉄道株式会社が設立されるなど、新たな鉄道の整備と、これと一体となった沿線の土地区画整理事業が動き始めます。柏の葉エリアでは、平成12年に柏北部中央地区、平成13年には柏北部東地区の土地区画整理事業が開始され、平成13年にはゴルフ場も閉鎖されるなど、事業が本格化していきました。
そして、平成17年8月につくばエクスプレスが開通。既に、駅周辺を中心として大規模商業施設やマンションが建設され、新しい街が姿を現しつつあります。