第3回 ワークショップを通した計画づくり
UDCKまちづくりスクール第3回 2009年7月8日(水曜)
▼18:30~ 第2回まちづくりスクールのふりかえり
2009年度まちづくりスクール第2回の記録をもとにふりかえり、ポイントを説明。続いて、第3回の講座内容及び進行予定をコメントし、講師秋山氏を紹介。
▼18:40~ 柏市 企画部長(石黒博氏)の挨拶・・・
まちづくりスクールで学んだことを参考にしながら今後の街づくりについて、具体的な計画を提案したり、地域活動に参加したり、実践に繋がるような仕組みにしていくことができたら素晴らしい、と考えています。との話。
▼18:45~ 講義「ワークショップを通した計画づくり」
・・・秋山 寛氏(タム地域環境研究所)
冒頭、講師の秋山氏よりパートナーの斉藤農業ふれあい公園村長とスタッフが紹介され、その後、「むさしの農業ふれあい公園」の立ち上がりから現在に到るまでのプロセスを事例として、「ワークショップを通した計画づくり」のことを説明したい との話があった。

講師
秋山 寛氏 ( ㈱タム地域環境研究所代表取締役 )

ゲスト
「むさしの農業ふれあい公園」の斉藤村長
<講義のポイント>
1.計画の概要ー調査の枠組みの設定
「むさしの農業ふれあい公園」は、平成17年12月スタートしたが、本計画の背景として、①緑の拠点つくり、②市民の農業体験、③農業の伝統・文化の周知徹底、 ④農風景の保全、⑤農業ふれあい公園の展開が上げられるであろう。
2.計画の流れ
計画・設計から現在に到るまでこの具体的内容は、以下のワークショップを通した計画づくりの各ステップ(平成17年12月開催の第1回勉強会及び検討会において明らかにされていく。
3.ワークショップを通した計画づくり
第1回勉強会においては、①計画の趣旨説明が行われたが、②「一分間自己紹介カード」により推進メンバー相互の理解を進める工夫がなされた。また、③「ワークショップ通信」を毎回発行して、交換された意見の内容、合意事項などの周知徹底を都度行っていくという仕掛けも行った。以下、年度毎の進捗状況は以下のとおり。
○平成17年度:第1回勉強会から第6回検討会まで計6回開催。=マスタープランの作成
先進している練馬区の事例見学、班毎の意見交換、提案のまとめ、全体発表などを行った。平成18年4月にはそれらを「農業ふれあい公園ものがたり」としてまとめた①ゆっくりつくる、②みんなでつかう、③いつも楽しいをベースにして進めて行った。
○平成18年度:前期=計画設計内容の検討
6月の第7回で「17年度ワークショップのおさらい」模型を用いた基本計画の説明、意見交換を手始めとして、平成19年3月まで合計9回のワークショップを展開。「どんなことができそうか」「どうしたら実現?」について意見交換。公園の名称を検討する一方、麦の種まきなどの実習作業も行った。
むさしの農業ふれあい公園 0.47Ha:後期=管理運営の具体化に向けて
11月の第10回検討会では、市民参加型管理運営の検討、イベント・農業塾の検討、プレイベントとして、19年1月には麦踏み、どんど焼きを実施、第12回検討会では名称を「農業ふれあい公園」と正式に決定、19年度計画についても検討した。平成19年3月には「オープニングイベント」の最終調整を行い、供用の準備を整えた。
注:当日配布された資料の表表紙「3.ワークショップを通した計画づくり」に記入された。年次表示が誤っているので訂正されたい。
1)18年度→17年度、 2)平成19年度・前期→平成18年度・前期、3)平成19年度・後期→平成18年度・後期
○平成19年度以降 計画のその後
「農業ふれあい公園のモットー」(左図) 現在の「農業ふれあい公園」(右図) ~HPから引用
①公園の整備 長屋門兼事務所完成、芝の植付け
②農を学ぶ活動 農業講習会、農業塾、キッズプログラム
③自主管理活動 農業ふれあい村設立、たより発行開始、HP立ち上げ
④イベント開催 オープニングイベント、収穫祭
⑤地域連携 地産地消イベント、青空市野菜品評会

▼17:40~ 質疑応答
その後、秋山講師に対する積極的な質問が相次いで出された。主な内容として①市民主体とプロのサポート、②市民主体の苦労と実態、③NPO立上げの経緯、④日常的な活動実態、⑤一般の市民農園との区分け、⑥経費の内容 など。
▼アンケート実施
今回も参加者から内容の濃い、かつ読み応えのあるアンケート回答書が寄せられた。
アンケート回答者数 30名(男性23名、女性7名)
1.市民参加のワークショップ事例が参考 13名
2.市民参加型に着眼と工夫 6名
3.結果よりプロセスに重要性 3名
4.行政の係わり合いに関心 3名
5.様々な手法に多いに感心 2名
6.現地見学希望 2名
7.その他(苦労話、私有地活用など) 3名
<コメント>
市民ワークショップを立上げ、プロセスを大事にしながら進めていく手法が
大変面白く感心した、が大半。市民参加型の好事例と評価する意見多い。
また、アンケートを通じた質問も多く寄せられている。
