世界のアーバンデザインセンターの展示始めました
2011年03月01日(火)
今日から弥生(3月)、本格的な春の訪れが待ち遠しくなる季節となりました。
昨日雪が降った柏の葉は今日もしとしと寒い雨模様ですが、
そんなどんより気分を晴らすべく、館内の展示を一掃いたしました。
題して「世界のアーバンデザインセンター」展。
実はこの企画は4年前のオープンから今回で数回目なのですが、東大空間計画研の学生を中心とした研究・調査を反映しているため都度マイナーチェンジをしております。
実際にその地に赴かないとわからない空気感や施設の空間感覚などは次の旅(研究調査)の楽しみとして、日本から世界を見つめ、世界から改めてUDCKを見る、その繰り返しの参考となります。
世界のアーバン(デザイン)センターは、伝統的な建物を利用した事例も多く、その施設自体が魅力あるものとなっています。施設パンフレットやまちを紹介するツールもそれぞれ特徴を持っており、
国が違えば表現も違うのが手に取るように分かります。
ひとつだけ共通点を挙げるとしたら、どのセンターもデザイン性を重視している点。
「街並み景観の質向上」「デザインの重要性の周知」「教育」機能を運営に反映していることが伝わってきます。ここUDCKもそれらを日本へ、世界へ、発信し続けていかなければと身が引き締まった一日でした。
それらが横並びに比較して学べるのは、日本で今のところここだけだと思います(自慢)!!
ぜひ今週開催のKサロンまたはマルシェの合間にでも見に来てくださいね。(砂)
<同時展示>
・こんぶくろ池からのメッセージ展
→先日UDCKで開催しました沼田賞受賞記念「こんぶくろ池からのメッセージ」シンポジウムに関するパネル展示をしています。
・駅前広場空間検討学生プロジェクト展
→柏の葉キャンパス駅東西口の駅前広場空間を、東大空間計画研有志が研究の一環として未来のデザイン検討しています。住民の方々の声を拾った結果や、彼らの設計プランを紹介しています。