柏の葉街まるごとオープンキャンパス2014開催報告
2014年11月10日(月)
今年も「柏の葉街まるごとオープンキャンパス」を行いました。
この企画はTX柏の葉キャンパス駅周辺にある大学や病院、公設市場や公園などで一定期間中に開かれるオープンイベントをまとめて紹介することで、各施設での学びの機会への参加を促すとともに、まち全体をキャンパスに見立てた柏の葉を、より深く知っていただくことを目的としたものです。
今年は10月5日にさわやかちば県民プラザで行われた「ヤングパワームーブメント 書のパフォーマンス」から11月3日に千葉大学環境健康フィールド科学センターで行われた「千葉大学センター祭」まで、8施設9イベントを紹介させていただきました。
各イベントを通して、それぞれの立場やフィールドで活躍する様々な人の姿が印象的でした。ここでは「人」を軸として簡単に今年度のイベントを振り返りたいと思います。
(各イベントの開催概要はこちらをご覧ください)
まず、小学生から高校生の学生を中心とした若者の、勢いある元気なパフォーマンスを見ることができたのは、さわやかちば県民プラザで行われた「ヤングパワームーブメント」の「書のパフォーマンス」と「超文化祭」です。どちらも学生主体のイベントで、主催者と発表者の両方が込めた、若い自分達の世代の力を見せようという情熱が伝わってきました。学校や学年を越えた学園祭のような雰囲気で、一般の方も一緒に若者のキラキラした笑顔に触れることができました。
(左/書のパフォーマンス 右/超文化祭)
次に、大学生の活躍を見ることができたのは、東京大学柏キャンパスで行われた「東京大学柏キャンパス一般公開2014」とUDCKでも行われた「サイエンスカフェ2014」、そして千葉大学環境健康フィールド科学センターで行われた「千葉大学センター祭」です。東京大学の一般公開では難しい研究内容をわかりやすく工夫し、とても楽しそうに紹介する研究室の皆さん、サイエンスカフェでは子ども達を相手に実験や体験を含めた学びの機会を提供するKSELメンバーの皆さん、千葉大学のセンター祭ではキャンパスで育てた野菜や花を自らの手でお客さんに販売する学生さん達の姿がありました。もちろん、どのイベントの内容も学びの多いものばかりでした。
また、国立がん研究センター東病院で行われた「第8回国立がん研究センター 東病院オープンキャンパス」では、白衣を着た医師や看護師の皆さんが病院の取り組みや専門機器などを紹介してくださいました。健康チェックや相談コーナーなどもあり、普段病院を訪れることがなくても、最先端医療に携わる方と直接自分の健康について話すことのできる貴重な機会でした。
(左上/東京大学柏キャンパス一般公開2014 右上/サイエンスカフェ2014 左下/千葉大学センター祭 右下/第8回国立がん研究センター 東病院オープンキャンパス)
地域の方々の活気と賑わいに触れることができたのは、柏市場で行われた「かしわ市場まつり」、県立柏の葉公園で行われた「柏の葉公園オータムフェスタ」、こんぶくろ池公園で行われた「秋のこんぶくろ池祭り」です。市場まつりは8時の開場時間からたくさんの人が集まり、生鮮食品やお花を買い求めたり、模擬せりやまぐろ解体ショーに参加したりと、市場ならではの雰囲気を味わうことができました。1日でなんと48,000人が来場されたそうです。オータムフェスタは2日間とも晴天に恵まれ、フリーマーケットのほか野外コンサートや日本庭園でのお茶会、芝生の上での竹馬体験、スタンプラリーなど、様々な年代の人が柏の葉公園で思い思いの時間を過ごしていました。そしてこんぶくろ池祭りは、竹や木を使った工作やザリガニ釣り、森の観察コーナーなどの企画が子ども達を中心に大人気でした。主催のNPOの方々はかなり前から準備を進められていたそうで、当日様々なことにチャレンジする子ども達を見守る姿がとても素敵でした。
(左上/かしわ市場まつり(模擬せりの様子) 右上/かしわ市場まつり(野菜販売の様子) 左下/
柏の葉公園オータムフェスタ 右下/秋のこんぶくろ池祭り)
今年は屋外開催のイベントは幸い全てお天気に恵まれ、各イベントとも多くの方が来場されていました。貴重な研究施設や豊かな自然、若い世代の発表の場など、たくさんの学びの機会がある柏の葉を知っていただけるきっかけになれていたら幸いです。柏の葉のまちとしてはまだまだイベントがたくさん続きます。今後の情報は柏の葉ナビ等でご確認いただけますので、これからも柏の葉で学んで楽しんで、「キャンパスライフ」を満喫してくださいね。