(レポート)UDCKまちづくりスクール2017前期を開催しました
2017年07月16日(日)
今年で11年目、通算20回目となるUDCKまちづくりスクール。2017前期のテーマは「あなたの「やりたい」から始まる 街を豊かにする場づくりのススメ」。今回の受講生は24名、4回中3回以上出席の修了生は17名(今回も驚異的な出席率!)となりました。夏休み前の毎週土曜日午前中というなかなかハードなスケジュールでしたが、会場では毎回そんなことを忘れてしまうくらい熱のある盛り上がりとなりました。
第1回 6/24(土) 10〜14時(講義・交流会)
《自分たちで街を豊かにする場をつくること》
-今村ひろゆき 氏 まちづくり会社ドラマチック代表
-出口敦 氏 UDCKセンター長/東京大学大学院教授
各地で場づくりを実践されている今村ひろゆきさんをお招きし、なぜそういった取組みをしているのか、どうしたらできるようになるのか、根掘り葉掘りお聞きしました!いかに街に余白を生み出し、ユニークな人達を巻き込んでいくか。今村さんの頭の中を垣間見ることができた貴重な機会となりました◎
講義の後は、UDCKラウンジに移動して交流会!最近今村さんが取り組まれている習志野のフューチャーセンターのお話を聞いたり、セグウェイクラブの体験会にお邪魔したりと、いつも以上に内容の濃い一日となりました。
第2回 7/1(土) 10〜14時(講義・ワーク)
《思考を広げて対話を促すファシリテーション》
-山ノ内凛太郎 氏 Active Learners 共同代表
プロファシリテーター山ノ内凛太郎さんをお招きし、ファシリテーションとはどういうことか体験するワークを半日かけて行いました。
対話する際に相手に生まれる「わからない」という気持ちを知るワークや、街ゆく人に「柏の葉がどうなると良いか」聞いて回る街頭インタビュー体験など、盛りだくさん!普段意識することのないコミュニケーションの根幹を学ぶ貴重な機会となりました◎
第3回 7/8(土) 10〜12時半(講義・ワーク)
《あなたのアイデアをみんなで実現するクラウドファンディング》
-八木輝義 氏 サーチフィールド FAAVO事業部マネージャー
地域特化型クラウドファンディングFAAVO事業部マネージャー・八木輝義さんをお招きし、クラウドファンディングを活用するには何を意識したら良いか、活用するとどんな効果が得られるかなど、たくさんの事例をふまえてご説明いただきました。
その後には、「マルシェ」や「まちづくりスクール」を自分たちで開催するためにクラウドファンディングを活用するという体験型ワーク!複雑で短時間で考えるには難しい内容でしたが、みなさんが全力で取り組まれたおかげで、無事目標金額を達成したグループも現れました◎
第4回 7/15(土) 10〜14時(講義・ワーク)
《想いを企画に落とし込んで実現する方法》
-広石拓司 氏 エンパブリック代表
エンパブリック代表・広石 拓司さんをお招きし、どうすれば一人一人がもつ「やりたい」という想いを引き出せるのか、どうすれば新たな活動の第一歩を踏み出せるのか、たくさんの事例や図表を使って丁寧に説明していただきました。
その後には、1)自分のやりたいことを整理し、2)一緒に活動してくれる仲間を探し、3)夏休み中に実行する取組みを宣言するワーク!その結果、この夏の間に国際カレーパーティーを開くグループ・街の人の声を100人から聞くグループ・古本レスキュー隊になるグループが誕生しました◎(ちなみに実際に活動したか発表する報告会を夏休み後に開く予定です)
今回は、11年目のまちづくりスクールということで、当初からスクールの目的に掲げている「まちづくりの担い手を育てる」をより意識して企画を考えてみました。新たな知識を学ぶだけでなく、スクールを通した受講生同士のつながりづくりを大切にする企画にしたことで、これからのまちづくりの担い手になってくれる方々にたくさん出会うことができたかなと思います。
まちづくりスクールは毎年2回開催しています。ご興味のある方はぜひ次回ご応募ください。スタッフ一同お待ちしております!(スクール担当 遠藤)
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