(レポート)みんスタ第1期 全体活動「まちの声ってなんだろう」を開催しました
2021年06月21日(月)
みんなのまちづくりスタジオ
みんなのまちづくりスタジオは2020年12月から柏の葉でスタートした新しいプロジェクトです。
「世界の未来像」をつくる街、柏の葉スマートシティを推進するために、まちのユーザーである生活者を 中心にして企業や行政、学術機関が共創していくプラットフォームとして誕生しました。
生活者の目線で新しいサービスや製品、プロジェクトなどを生み出すためにさまざまな実験的な手法を取 り入れて運営していきます。
今日のゴールは「まちの声とはなにかを認識する」
第1期でわたしたちが扱おうとしている「まちの声」とはどういうものでしょうか?今日のワークではその「声」について考えていきます。
「まち」とは何なのか、誰のものなのか。そこに暮らしている人は?彼らが発する声にはどういうものがあるのか。
まず自分自身の声について考えてみました。暮らしの中で「楽しいこと」「困っていること」はなんですか?という問いに対して付箋に書き出していきます。改めて答えようとすると難しかったという人もいたようです。
個人ワークが終わったらグループで共有。共有することで他者との違いを認識できたり、自分の考えを深く掘り下げたりできます。
いろんな人の声を想像しよう!
「自分」の声について考えた後は、メンバー以外の人の声について想像してみました。みんスタメンバーの属性にはいない職業の「ジョブカード」と以下のような模造紙を使って、そのペルソナがどんなことを声としてあげそうか想像しました。
その声が「ポジティブ」なものか「ネガティブ」なものか、「個人的なスケール」か「街レベル」か「世界的な問題」なのかを対話をしながら模造紙にマッピングしていきます。
各チームそれぞれ違うジョブカードを引いて、模造紙の中央に貼ってスタート。難しい職業も出ましたが、なんとか想像力を働かせてワークを進めていきます。
わたし(たち)があつめて、みえるようにしたい声ってどんなもの?
できあがった模造紙を全員で眺めながら、もう一度テーマに戻ります。みんスタ第1期で「あつめて、みえるようにしたい声」ってどんなものでしょうか?クレームのようなネガティブなものだけなのか、グローバルな問題なのでしょうか?チームで対話を重ねます。
グループでの対話の後はチームごとに全体に共有します。
「声を出しづらい人もいる」「想像だけだと本当の声はわからない」「ステレオタイプな考えにならないように」「ここにはいない人の声」「声の価値は高い」などのキーワードが出ていました。
「まちの声とはなんなのか」
個人ワークとグループワーク、対話と共有を繰り返して「まちの声」についてメンバーで考えたみんスタの第2回プログラムで完成した模造紙です。
第3回ではより具体的なプログラムに入っていきます。
ここからどんなプロジェクトが生まれてくるか、今からとても楽しみです。
みんスタのこれまでの活動は こちら で一覧できます
UDCKディレクター
八崎