活動レポート

HOME > 活動レポート > (レポート)みんスタ「フレイル予防AI編」第3回ワークショップを開催しました!

(レポート)みんスタ「フレイル予防AI編」第3回ワークショップを開催しました!

2022年08月03日(水)

7月23日(土)9:00~12:00

みんスタ「フレイル予防AI編」これまでの活動レポートはこちらから
4/16第1回ワークショップ〈午前〉 https://www.udck.jp/blog/003731.html 
4/16第1回ワークショップ〈午後〉 https://www.udck.jp/blog/003735.html 
5/15第2回ワークショップ https://www.udck.jp/blog/003739.html 

前回の振り返り
前回のワークショップのレポートはこちらから
https://www.udck.jp/blog/003739.html 

2022年5月15日の第2回ワークショップでは運営メンバーが、フレイル予防AIの技術を活用したサービスのフローを設計し、柏の葉にお住いの高齢者、医療関係者等にご意見をいただきました。
フレイル状態をチェックするための質問票(以下「フレイル質問票」)に回答してフレイル予防のための活動に繋げていただくための一連の流れについて3つのサービスフローのアイデアが出されました。

体験型ワークショップを実施

運営メンバーは5月のワークショップでいただいた意見を踏まえ、サービスフローの見直しを行い、より具体的なサービス利用シーンについて検討しました。今回のワークショップには医療関係者、柏市職員、健康サービス提供者、高齢者の方々合わせて9名にご参加いただきました。参加者の一部の方にはタブレット端末に触れていただいたり、保健師さんと会話をするシーンの再現を一緒にしていただいたりと、「具体的な生活の場を想定したシーンの体験」をしていただきました。
DSC00934.jpeg
DSC00922.jpeg

フレイル質問票に対するAI判断モデルの紹介

3チームのサービスフローの紹介の前に、フレイル予防AIチームの直野さんからフレイル質問票(後期高齢者健診の15の質問票)に関する説明と、AIによる「5年後の要介護確率判定」と「フレイル予防のための活動への接続」の簡易モデルを紹介していただきました。参加者からはフレイル質問票の内容に対して現状の課題や、疑問点について質問が出てきました。
DSC00923.jpeg
DSC00924.jpeg

チーム1:子から親への「GIFT」

1チーム目は息子が、高齢者である父親にフレイル質問票回答を促し、回答結果をふまえてギフトを送るというサービスアイデアを紹介しました。息子から父親のもとにメールが届くシーンや、フレイル質問票の結果を参考に息子が「GIFT」という運営メンバーが作成したWebサイトからプレゼントを選び、父親に贈るシーンなど、タブレット端末を触りながら参加者の方々に演じていただきました。アイデア紹介後の質疑応答・意見交換では「親子関係が良くなりそう」「このサービスを利用するには治療ではなく予防であるという断りを入れておく必要がある」といったコメントが出てきました。
DSC00929.jpeg
DSC00933.jpeg
父親役の参加者にWebサイトを触っていただいている様子
DSC00938.jpeg
息子役の参加者が父親へのギフトを選ぶ様子

チーム2:健診会場にてフレイル予防AIで「地域活動」をおすすめする

2チーム目はフレイルチェックを行う高齢者が、行政保健師さんやフレイル予防活動の接続先の担当者と会話をしてフレイル予防のための活動に参加するストーリーを紹介しました。
健診会場に来た70代女性が行政保健師さんの案内によりフレイル質問票に回答し、体操教室に通う様子、2回目のフレイル質問票回答後に友人と一緒に子ども食堂に参加するというストーリーを、台本を読みながら体験していただきました。意見交換では「行政保健師に運営してもらうには、彼らへの教育が必要」「イベントの紹介をシステムでなく、人が行っている点がよい」「子ども食堂など、社会貢献や社会課題解決につながる活動の方が、モチベーションが高まりやすい」といった意見が出ました。
DSC00959.jpeg
健診会場でフレイルチェックを行う女性役と行政保健師役が会話をする様子
DSC00961.jpeg
運営メンバーも活動接続先の担当者を演じました
DSC00962.jpeg

チーム3:フレイル予防AIアプリ~心も体もすこやかに~

3チーム目は病院の待ち時間を利用してフレイル質問票に回答し、結果の閲覧、接続先の活動の紹介、活動の案内や申し込みが一貫して可能なアプリについて紹介しました。回答結果を本人や医師と共有できることで健康に関するスムーズな相談が可能になり、アプリではおすすめのフレイル予防活動を閲覧してワンタップで予約や問い合わせを行うことができるシステムを作成しました。参加者の方にタブレット上でのアプリを触っていただきながらナレーションをベースに一連の流れを体験していただきました。意見交換では「かかりつけ医や薬局、眼科や歯科などでチェックを行う方が良いのでは」「 フレイル予防チェックの結果の共有範囲を気にするので共有範囲は限定したい」といった声が寄せられました。
DSC00978.jpeg
アプリに触っていただいている様子
DSC00977.jpeg
運営メンバーのナレーションによりストーリーを紹介しました

フィードバックシートで振り返り

各チームのアイデア紹介後に、参加者の方々にはフィードバックシートの記入をしていただきました。質疑応答や意見交換では話せなかった内容も含め、今後のアイデアを検討する上でのヒントになるようなコメントが多く寄せられました。
DSC00970.jpeg
DSC00974.jpeg


フレイル予防AI編のこれから
みんなのまちづくりスタジオ「フレイル予防AI編」ではこれまで3回のワークショップを実施しました。ワークショップを通じて得られたサービスへの課題や要件は、フレイル予防AIの技術を開発するフレイル予防AIチームにお伝えし、運用可能なサービス開発の材料となります。約4か月にわたって実施された、みんスタ「フレイル予防AI編」としての活動は一旦締めくくりとなりますが、今後はさらに長期的なサービスの検討が行われます。これまでワークショップにご参加いただいた皆さま本当にありがとうございました!
今後もみんスタの活動を楽しみにしていてください!


最後にフレイル予防AIチーム 直野さんよりコメントをいただきました!

"日立製作所の直野でございます。今回のワークショップをお願いしたフレイル予防AIチームの一員として、御礼を兼ねてひとこと申し上げます。
これまで、日立東大ラボのフレイル予防AIチームの一員として、健診・医療・介護のデータ解析を行ってきましたが、データ解析で明らかになったことを、実際のフレイル予防サービスとして、どのように市民の方々にご提供するべきかを悩んでおりました。
そのような折、今回のワークショップを通じ、市民の皆様、また、医療・介護職の方々をはじめとする関係者の皆様と、サービス内容を共に考える機会をいただきました。この機会を通じて改めて認識したのですが、健康に関する分野は身近な話題ではあるものの、市民のお一人ごとに考え方は異なり、関係者ごとに捉え方も異なるため、実際のサービス設計での合意形成はきめ細かな配慮が必要になるということです。
3回のワークショップを通じて伺った一つひとつのご意見を丁寧に咀嚼し、また、なぜ、そのようなご意見に至ったのかという背景も熟慮しつつ、よりよいサービスの実現につなげていきたいと考えております。今回のご参画いただいた方々、ご準備に携わってこられた方々に深謝申し上げます。ありがとうございました。"

活動レポート

月別

UDCKについて
柏の葉のまちづくり
柏の葉景観協議に関して
活動レポート
学習・研究・提案
実証実験・事業創出
デザインマネジメント
エリアマネジメント
ツアー・視察のご案内
UDCK mail news
お知らせ