2013年11月のアーカイブ:活動レポート

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UDCK7周年 Kサロン

2013年11月20日(水)

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日時  :平成25年11月20日(水)18時~21時
場所  :UDCK
参加者 :40名

多くの方々に支えられ、UDCKは7周年を迎えました。 
日々の業務のなか、ちょっと立ち止まってUDCKの来し方行く末について考えてみる恒例の周年パーティ、Kサロンを開催しました。

冒頭では、立ち上げ期の立役者でもある柏市石黒副市長より、乾杯のご挨拶をいただき、その後、今回のKサロンの話題提供として、出口センター長より、「アメリカ都市に見るエリマネとオーソリティの役割と日本の都市デザイン組織の将来展望」と題し、40分の講演がありました。
21世紀型の都市デザインの3つのキーワードとして、「イノベーション」「コンパクトシティ」「MICE」をあげられ、これを実現するために、「首長直轄のトップダウン的な主導力(オーソリティ)」と、「ボトムアップ的な地域組織による主導力(エリアマネジメント)」の2つがあるというお話。そして、前者の代表例としてボストンのBRA、後者の代表例としてニューヨークのBIDについて、最新の動きを紹介いただきました。
「オーソリティ」型と「エリアマネジメント」型という、2つの大きな世界的潮流の中で、UDCKをはじめ、今取り組もうとしている「アーバンデザインセンター」型の組織は、どういった位置づけを持つのか。オーソリティを支える「プランナー」、エリアマネジメントを支える「タウンマネージャー」、そしてアーバンデザインセンターを支えるのは、「アーバニスト」。今、地べたで取り組むアーバンデザインセンターの活動を、改めて世界的な視点でとらえる壮大かつ身が引き締まるお話でした。

歓談後、後半は副センター長三牧より、UDCKの歩みと成果を振り返りつつ、UDCKというものの資質と役割、そして今後どこに向かおうとしているのか、現場の視点からキーワードを中心に紹介。
最後は、来ていただいた方々に、2つの問いをしました。
問1 次の5年、UDCKの○○に期待!
問2 そのために私は○○をします。

「継続あってこそ!」「デザイン力だ」「アイデアを生み出す場に」「活動を柏市全域へ」「より開かれ場に」「女子力が大事」などなど、力強いコメントが来場の方々から、そしてスタッフから述べられ、最後は記念撮影。7周年Kサロンは盛況のうちに終わりました。
参加いただいた方々も、参加いただけなかった方々も、ありがとうございました。ともに次の一歩を歩んでいければと思います。
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(レポート)2013.10.19, 11.2 景観まちあるき「柏の葉」キャンパスタウン・ウォッチング

2013年11月02日(土)

131102_watching01.jpg主催: 柏市
共催: 柏の葉アーバンデザインセンター[UDCK]
10月19日(土)9:30~12:30 一般参加10名
11月2日(土)9:30~12:30 一般参加13名

柏市では、景観を形づくる具体的なポイントを学び、さらに実際の街並みを感じることにより、景観を見る意識、読みとく力を養い、地域の景観づくりを推進する目的で、「景観まちあるき」を2010年度より実施してきています。今年度は、市の第2の都市拠点として大規模開発が進行中の「柏の葉エリア」を対象に実施しました。

本エリアに係る地域構想『柏の葉国際キャンパスタウン構想』には、地域の自然資源や整備予定の環境資源を結ぶ「学園の道」・「緑園の道」が位置づけられています。その両軸を中心に、日々変わり続ける柏の葉エリアのまちなみの魅力と課題を、「心地よさ」をキーワードに見つけて歩くことを本年の景観まちあるきの主目的としました。

天候にも恵まれ、アットホームな雰囲気の中まちあるきを実施することができました。各回最後には、まちを実際に歩いた感想・意見交換の場をもちましたが、普段まちづくりに係る市やUDCKの担当者が見落としがちなポイントも指摘いただきました。
今後も柏市内あるいは柏の葉エリアにおける景観まちあるき企画を実施していきたいと思います。ふるってご参加いただければと思います。

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※参考資料:開催レポート
※関連記事:デザインマネジメント「景観まちづくりイベント

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