(レポート)「難民キャンプで暮らしてみたら」を鑑賞しディスカッションしました。
2021年04月26日(月)
K SCREENとは
K SCREENは2021年3月10日(水)にスタートした映画上映とディスカッションの会です。
毎月第3水曜日にUDCKでSDGsをテーマにしたソーシャルシネマを上映します。
参加者さんと映画を鑑賞した後は、作品や心に残ったシーンについての感想を共有したり、その日のテーマについてディスカションをします。
01.貧困/10.人や国の不平等/16.平和と公正/17.パートナーシップで目標を達成しよう をテーマに
K SCREEN #002の作品は「難民キャンプで暮らしてみたら」です。
2人のアメリカ人がシリア難民が暮らす難民キャンプで日常生活を体験するドキュメンタリーです。
*作品については K SCREEN #002の告知ページで詳しくご覧ください
>告知ページへ
昼の部、夜の部合わせて10名ほどの参加者さんと映画とディスカッションを楽しみました。
事後に実施したアンケートをもとに、作品についての感想などを紹介していきます。
作品について
質問:作品の満足度はいかがでしたか?
★4.4(5点満点)
質問:作品への感想、印象に残っているシーンなどを教えてください
-ニュースなどで目にする紛争地域で実際に生活している人々の姿をリアルに見ることができ、過酷な環境中で生活する人の苦しみと、それに対応する強さに大きなインパクトを受けた。
-今自分が置かれている環境との距離感を改めて問い直す良い機会となった
-11歳の男の子が、キャンプにいるみんなの役に立ちたいから医者になりたい、と将来を語ってくれたこと
-想像もできないような悲惨な経験をしながらも、しなやかに逞しく生きる人たちの姿が印象に残ります。難民は特別な人たちではなくて、今の自分と同じような人たちが突然日常を失うってことなのだと改めて思いました。テーマが大きいので、すぐ何かができるわけではないけれど、正当な争いはないという考えをぶれずに持ち続けること、支援をできる機会があれば賛同することはしていきたいです。
-支援金の半分しか届いていない? 内訳はどうなっているのか知りたい。
-学校に行かれない少年。大人が行くように勧めても、心が病んでしまっている。平和であってほしいですね。
-ひと昔前の難民キャンプとは違い、衣食住の環境が格段に良くなっていることに驚いた。その一方で難民の人たちの抱える苦悩(故郷をなくす、家族をなくす、未来への不安など)は変わってなかった。また子供たちに教育を受けさせることが、いつの時代も大事なことだと再認識した。
K SCREENについて
質問:本日のK SCREENの全体的な満足度はいかがでしたか?
★4.2(5点満点)
質問:上記満足度の理由など
-映画は良かったが、参加者をもっと増やしたい
-時間の都合で途中で退室してしまいました。
-家事が忙しくゆっくり見れず残念でしたが、オンラインだったので合間に少しでも見れたことはよかったです。
-個人的な好みではチョイスができないものに触れることができるため、見分を広げることにつながると思うから
-作品も良く、自宅でゆっくりと鑑賞しながら地球規模課題の勉強になったので。
-普段見ることができない映画を見ることができたから。
K SCREENの今後について
K SCREENは、今後も参加者さんからフィードバックをもとに少しずつ改善しながら継続開催していきます。定期的に開催することでキャンパスの街の定番イベントになるように成長させていきたいです。
また、SDGsを考える機会としてだけではなく、映画を通じた国際交流の場としても機能していければと思っています。
K SCREEN年間スケジュール(予定)
チケットの購入は Peatix でお願いします。
・2021年4月21日(水)「難民キャンプで暮らしてみたら〜SALAM NEIGBOR」
・2021年5月19日(水)
・2021年6月16日(水)
・2021年7月21日(水)
・2021年8月18日(水)
・2021年9月15日(水)
・2021年10月20日(水)
・2021年11月17日(水)
・2021年12月15日(水)
・2022年1月19日(水)
・2021年2月16日(水)