高架下利用マスタープラン
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2017.03-
駅前から周辺エリアへと開発が進みつつあるなか、TX高架沿いの道は人々の回遊を促し賑わいをつなぐ接続空間「リンク」としての機能を増しています。
また、住民や企業の増加にともない、駅付近には都市拠点にふさわしい交流機能や各種サービス機能等の充実も望まれています。
TX高架下は、鉄道開業時から現在まで駐輪場として有効に機能してきましたが、こうした背景のもと、新たな利用方法を検討する時期にありました。また、駅利用者の増加に伴い、高架沿いの道では歩行者と自転車の輻輳等の問題も生まれており、安全で便利な自転車利用という観点からも、駐輪機能と歩行者空間の位置関係の見直しが求められていました。
柏の葉国際キャンパスタウン構想委員会のもと、高架下利用を検討するワーキングを2016年度立ち上げ、集中的な検討ののち2017年3月に委員会において「高架下利用マスタープラン」を定めました。
マスタープランの中では、TX沿いは駅アクセスや回遊のための歩行者空間としての機能を最優先し、高架下については街の賑わいや楽しさを生み出すことを基本に、交流・文化や新たなライフスタイルの実現に資する利用を推進することとしています。また、駐輪機能は、民間駐輪場との連携も含め、駅近接街区内への再配置を推進し、駅付近における自転車と歩行者の輻輳を改善することとしています。
今後、マスタープランに基づき、高架下空間の再整備を具体化していきます。