2020.09-2020.10
新型コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言は、施設や店舗の臨時休業、イベントの中止、学校の休校、在宅勤務など、地域での生活や経済活動に多大な影響を与えてきました。解除されたとはいえ、これは一過性の特殊な状況とは言い切れず、長い目で対応を図っていくべき問題と考えられます。
社会が大きく変化しつつあるなか、将来に向けて柏の葉の暮らしをより快適で魅力的なものにしていくためには、「日常」を取り戻しつつある今の柏の葉の暮らしの状況や、働き方の変化、そこに生じている課題・ニーズをとらえることが必要と考えました。そこで、特に以下の3点にフォーカスして、アンケートを実施しました。
①働き方がどのように変化したか(柏の葉住民の通常の勤務状況と変化、リモートワークの状況)
②日常生活がどのように変化したか(柏の葉住民の外出頻度や暮らし方の変化)
③withコロナの状況における課題やニーズは何か(これからのまちづくりへのニーズ)
■調査対象:柏の葉キャンパス駅周辺地域にお住まいの方々
■実施主体:UDCK、柏の葉キャンパス駅前まちづくり協議会
■実施期間:2020年9月26日~10月10日
■周知方法:
・駅周辺マンション(一番街、二番街、ゲートタワー東棟・西棟、ブライトサイト、サウスフロント)全戸用紙配布(2800部)
・まちの健康研究所あ・し・た用紙設置
・UDCKSNS、ポスター掲示等
■アンケート内容:アンケート用紙を参照
■回収実績:705件(①フォーム回答407件②用紙回答298件)
※フォームでの重複回答除去後の件数
※うち、4件が市外居住者からの回答であったため、柏市内居住者に限定した701件を対象に集計を行った。
■アンケート結果:アンケート集計結果報告
アンケート結果からは、働き方をはじめ、買い物、レクリエーション行動に大きな変化が表れていることが明らかになりました(令和2年9月時点)。また、緊急事態宣言に伴う外出自粛、在宅時間の増加を受けて、改めて柏の葉の生活環境の良い点、足りない点への気づきが生まれ、自由記述において様々な声をいただくことができました。
この結果を、まちづくりの関係者で共有し、住み続けられるまちづくりに向けて、できるところから取り組みを進めていきます。